革命機ヴァルヴレイヴ No.2 「世界を暴く」システムの示す意味
ヴァルヴレイヴが世界を暴くためのものであるならば
そのヴァルヴレイヴのために生み出された咲森の学生たちも世界を暴くためのシステムの一部にして、動力源であるということになる。
*世界を暴くとは。
マギウスがひそかに浸透し、人間側から見ればマギウスに支配されているということになる。この事実を世に知らしめるということ。
ドルシア総統もマギウスであるということをバラす。
それによって全世界が混乱の渦に巻き込まれる。
ドルシアという大国の長たる総統がすでにバケモノであったのだから当然の展開。
そして直後に「この映像は作られた偽の動画である」という報道が流れ、安堵する人々。
あからさまに描かれているのが報道に流される群衆の図。
言わんとしていることはつまり情報操作についてだったんだろうなぁ、と解釈しましたが、うーん…これだけずっと「世界を暴く」ということをコンセプトに据えてきたにしては落胆せざるを得ない結末。
*200年後の王子様
↑24話より
↑15話より
見た目が…どうにもこうにもハルトとエルエルフのミックスにしか見えないのですが。
王子であるということは王族の子孫ということで、王族ならばアードライの子孫か?ということになるけど、細かいこと考えるだけムダかつアホなんかもしれん。
LLFルートだし、もう腐女子歓喜させとけば~ってのでハルトとエルエルフの子供みたいな見た目にしてたとしたらどうしましょう。
これだけ必死に王子の正体考えてるのにw
まぁ超化学力とかでハルトとエルエルフの融合体を生み出すことくらいできるのかも、ハルト死んでるけどさ…と思わなくはない。
考えるだけムダなんだろうか。
そして200年経っているということは、ラストシーンで出てくるショーコはショーコではなく、ショーコの子孫であるか、またはショーコもカミツキになった、ということになるけれど、私は前説だと思います。
↑ラストシーンより。
なぜハルト(と同じ)のスーツ着ているかが激しく疑問であり、変だと思うのですが…銅像にはもう触れないでおこう…
*ショーコの役割
ショーコが最終的に激しく嫌われるヒロインとして描かれたことは残念だが、忘れてはならないのがハルトがヴァルヴレイヴに搭乗するきっかとなったのはショーコだったということ。
学園生活を送っていた時のショーコは決して嫌なだけの子でなかった。
↑10話より。
それがどうしてこうなってしまったのかといえば、モジュール77の大統領に、つまり政治家になってしまったから。
ストーリー進行上、どうしても政治的に対外的な代表者が必要となってくる。
そのために生かされていたコマがショーコだ。
そうでなければ、1話で死んでいたってなんの問題もなかったはず。
つまり最初からヒロインはショーコではなかったということ。
政治家って嫌われやすいよね…そういうこと。