シャフト演出についてちょっと考えてみた
実は近年のシャフト作品の中にかなり苦手な作品(演出)があるので簡単にまとめてみようとおもう。
新房作品しかないのは視聴済みの作品に全て新房さんがかかわっているだけのことなので偶然。というか近年のシャフト作品で新房さんがかかわっていない作品はほとんどない、といったほうが早いか…
水色が好きな作品、赤が苦手な作品、ピンクがボーダーラインである。
各話の作画監督や演出担当を分析すればもっと細かいデータ分析ができそうではあるのだが…そこまでやる気は起こらない…
(ていうか誤字があるぅううう、ひええ、ごめんなさい)
やる気は起こらないけれどこの制作陣の羅列からわかることは何もない…(笑)
*紙芝居ぽさ
最初にシャフト演出が苦手だな、と思ったのは化物語。それから絶望先生、か。
どうにもあの紙芝居感が好きになれない。
これは低予算による作画枚数の少なさをごまかす良い演出だった、という見方もあるらしいが、私は動きのある動画が好きなのでどうにも受容できず。
以降物語シリーズ全て見続けているがやはり好きになれないまま。
*動いても苦手
動かないから苦手、というわけでもない。
ぬるぬる動いてるシーンでも、独特の"タメ"や煽りが苦手である。
たとえばカメラワーク、ななめ下からや、ななめ上からのカットが多い。
(静画シーン以外でも見られるいわゆるシャフ度とか。)
*空間の非現実感
たとえば阿良々木家のリビング。
メカクシティ1話でもやたら広い部屋がありえないと話題になっていたが、これは別に私的には問題ではない。
むしろシャフトの空間デザイン、レイアウトにはおもしろいものがある。
街中のシーンでも突如会話をしている二人しか空間に存在しないようなレイアウトなんかが挿しこまれていたりするが演出としては非常に面白い。
これが非現実的な作品世界とマッチしてすごい効果をもたらすこともある。
まどかマギカより、ほむらちゃんの部屋。
(私的にすごい好き。)
さらに劇団イヌカレーによる空間演出。
思えばef2作品においてはかなりこのシャフト演出は抑え目である。
よく言えば個性が強く、悪く言えばアクが強すぎる…
使いようによってはかなりのよい効果をもたらすので悪いばっかりではないとは思うのだが。。
じゃあどうして自分はこんなにシャフト演出が苦手なのか…(謎)